当社が提携しているカナダのメーカーであるH.T.EMICOTT(エミコット)社の
メープルシロップはカナダ政府の法律を厳守しており、カナダ政府の検査を適宜受けております。
カナダ政府はこの貴重な大自然の恵みであるメープルシロップについて厳しい法律をもうけています。 そして最初に採れた樹液をNO.1エキストラライト、その次をNO.1ライト、NO.1ミディアム、さらに NO.2アンバー等と等級を規定しています。 本物のメープルシロップにはこの他にも沢山の規定があります。
楓の樹から採取した樹液を1/40 まで水分やアクを蒸発させて煮詰めますので、混ぜものをしない100%天然のメープルシロップは水よりも重く、比重が1.32 あります。 カナダ政府の法律は、このためにグラム表示は禁止しており、必ずミリリットル表示をしなければなりません。 一方日本ではグラム表示がされていましたので、例えば250グラムは189ミリリットルしかないので当社は日本で初めてこの点を公表して、250ミリリットル/330グラムとして発売しました。
<日本での現状> 日本ではメープルシロップは、ほとんど採れませんのでメープルシロップの法律はありません。カナダ政府の法律はカナダ国内だけに適用される法律であって、カナダから輸出されるものについては、適用されませんし、一切の検査・許可も必要とされませんので、残念ながら日本では野放しになっているのが現状です。ラベルには何を書いても自由なのです。
日本が高温多湿であることにより、カナダでは実施しない日本の衛生処理技術を導入しています。 メープルシロップでは初めてトレーサビリティを導入しました。厳選した特定農家と提携し、どこの農家がいつ、どこで樹液(自生の木の樹液のみ)を採取し、いつ樹液を煮詰める作業を行ない、どの煮詰めた樹液(半製品)がエミコット社にいつ搬入され、エミコット社がどの煮詰めた樹液(半製品)を使用して製造し、いつ出荷し、日本にいつ入荷し、いつお客さまに納品したかの全工程を記録しています。 全容器の裏側にコード番号を刻印して管理しております。